大学に入ってから私は、ずっと「考えること」について悩んできた。
将来の進路、自分の強み、人生の意味――そんな問いに答えを出そうとするたび、頭は重くなり、心は曇っていく。 悩みすぎて本屋にあるビジネス本のコーナーにある本を全部読めば解決するのでは?と思い一年で400冊以上読み続けた。迷走しすぎて一回5万円の自己啓発セミナーも行った。
でも、あるとき出会った思考法が、僕の思考スピードを一気に変えました。 それが、ゼロ秒思考だ。
ゼロ秒思考とは「深く、そして速く潜る」思考法
ゼロ秒思考とは、要するに「思考速度を極限まで早めて成果を出す思考法」のことだ。 じっくり時間をかけて熟考するのではなく、制限時間の中で、思考を一気に加速させてアウトプットする力。 実は、考える時間とアウトプットの質は、必ずしも比例しない。
- 考えるのが早い人は、とんでもないスピードで結論に到達する
- 考えるのが遅い人は、堂々巡りを繰り返し、何も生まれない
ゼロ秒思考は、その差を生む「思考の筋トレ」だ。
ゼロ秒思考の実践法 ―
やることは超シンプル この思考法を体現する具体的な方法が、赤羽雄二さんの著書「0秒思考」で紹介されている。やり方はとても簡単で今からできる。
1.A4用紙を用意し、横置きにする
2.左上にタイトル下線、右上に日付を書く
3.タイトルに関して浮かんだこと、降ってきた内容を4~6行書く
4.1行は20~30文字が望ましい
この作業を1分以内で行う。
これがゼロ秒思考だ。 また、メモは一日一枚からでいい。 「1日10~20枚書くと頭が整理され赤羽さんはお薦めしていたが、今日からいきなり10枚書き続けるのはめちゃくちゃしんどいのでどこかで失敗した時に心折られてめんどくさくなって辞める(経験談)。なので、ある程度慣れてきてから意識していけばいいと勝手に判断した。」
書き終わったメモは内容ごとに7~10種類に分類し、クリアファイルに保存
ここでポストイットに分類名を書いておくと後々便利 メモを3ヶ月後、6ヶ月後にさっと見直す程度で、それ以降は見直さないので捨てちゃってオッケー。
たった数日で、頭の中が驚くほどクリアになるから一日一枚からでいいからやって欲しい。
書籍の購入についての個人的なご意見
さらに詳細については著書ゼロ秒思考に書いてある。いかにリンクを示すが
▶ [気になる方はこちら] https://amzn.to/4k4zqly
だが、正直言ってここから買わなくてよい。
理由は単純に高いからである。世の大人たちは先人の知恵を1500前後で読めるのだから本は安い投資だといってやまないが、ふつうに考えてビジネス書1冊1500円〜2000円は高いだろ。
そんなあなたがやるべきことはただ一つ。千円札を握りしめてBook offへ走ることだ。
Book offとメルカリは間違いなく人類屈指の発明といってよいだろう。
ただメルカリは最低販売価格が300円でありかつ一度に目に入る本の数には限界がある。出品者もある程度相場を調べて出品してしまうためある程度値段が決まってしまう。ネットだとどうしても自分の興味関心のある分野の本しか紹介されずもっと面白い世界を見逃している感が否めない。
だがBook offは違う。Book offの最低販売価格は220円であり、また店舗の本棚の前に行けば一度に多数の本を視覚にとらえることができる。
特にBook off の220円コーナーは宝の山だ。この220円コーナーは中古品でも1000円前後するようなベストセラー本からメルカリで定価前後で取引しているようなレア本まで割と何でもある。
しかも、220コーナーに移転される(220~390円までの値札が新たに張られる)基準は驚くほど曖昧で、
「この本、たぶん売れないでしょ」
と店員が思ったら220円 というレベル。もちろんこの値札を張る店員は自分が値札を張る本なんて読んだことない。
まるで、道端を歩いている人が「この家100万円かな」と言って実際に売っているようなもの。
これは実際に近所のBook offでアルバイトしていた高校の友人に聞いたので間違いない
(たまたまその店舗だけが特殊だったのかもしれないが)
だからこそ、掘り出し物がある。 本当の名著が、たった数百円で手に入る。 そんな“思考の宝探し”が、今もブックオフで繰り広げられているのです。
ここまで読んだ皆さんは今すぐに諭吉を握りしめて近所のBook offn突っ込んでいてもらいたい。アマゾンでポチるよりもはるかに大きな出会いがあるだろう。