静かな東京の夜に、ひとりノートを開いてこの文章を書いています。
もしこのブログを偶然見つけて、今こうして読んでくださっているなら、
あなたと僕には、きっと「どこか似たもの」があるのだと思います。
迷い。
焦り。
不安。
報われなかった努力。
消えない後悔。
僕は今、21歳の大学3年生。
だけど、この年齢にしてすでに何度か「人生の終わり」のような夜を経験しました。
運命だと思った夢に、届かなかった。
僕は東京で生まれ、小学生の頃は東京工業大学のすぐそばで暮らしていました。
幼い頃に見上げたその大学は、どこか神聖で、自分の未来そのもののように感じていました。
「きっとここが、僕の行くべき場所だ」
そう信じて勉強に打ち込みました。
だけど現役全く及ばず、浪人を選び、全てを懸けて再挑戦した受験。
その結果は――たった一点差の不合格でした。
人生で一番苦しかった瞬間かもしれません。
努力が無意味に思えました。
それまで積み上げてきたすべてが、音もなく崩れていく感覚。
それでも、後期で進学した今の大学で、仮面浪人としてもう一度挑むことを決めました。
でも、また落ちました。
失意の中で出会った「言葉たち」
もはや、何のために生きているのかも分からなくなった日々。
そんなとき、ふと手に取った一冊の本が、僕の人生を少しだけ照らしました。
その瞬間から、狂ったように読み始めました。
気づけば、1年間で読んだ本の数は400冊を超えていました。
それらの本には、誰にも言えなかった思いを代弁してくれる言葉がありました。
心の奥に届いてくるような文章がありました。
そして何より、「もう一度歩いてみよう」と思える希望が、そこにあったんです。
このブログは、そんな“言葉の旅”を記録する場所です
このブログでは、僕が読んできたビジネス書や自己啓発書を、ただ要約するのではなく、
「自分の体験」とともに語っていきます。
なぜその本に心が震えたのか。
なぜその一節が、今も自分を支えているのか。
ただのレビューではなく、僕というひとりの人間の“再起の記録”として綴っていきます。
同じように、夢に届かなかった人へ。
努力が報われなかった人へ。
人生に迷っている、かつての僕のようなあなたへ。
本を読むとは、もう一度「自分を信じる」ための行為
本は、魔法ではありません。
でも、本を読むことで、自分を取り戻すことはできる。
壊れてしまった過去に意味を与え、未来に灯をともすことはできる。
だから、僕は書いていきます。
誰かの心に、届くことを信じて。
最後に ― 君の“失敗”には、意味がある。
あの日、一点差で落ちた僕。
夢を諦めきれずに、何度も挑んで、何度も挫折した僕。
でも今なら、あの失敗の意味を少しだけ言葉にできる気がします。
それは――「本当の人生を生き直すきっかけ」だったんだ。
だからこのブログは、僕の人生の「やり直し」でもあり、
これを読んでくれる誰かへの「灯火」でもある。
ここから、また一歩ずつ。
読んでくれて、本当にありがとう。
次回の記事では、僕が人生で救われてきた本たちについて書きます。
どうか、楽しみにしていてください
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